味覚と恋愛の関係 彼とのキスが甘く感じる
ほんのり甘く感じる、大好きな彼とのキスの味を経験したことはありますか?
まだ、その甘みを感じたことのない貴女にも味覚とキスのことを少し語りますね。
人は不思議なことに、好きな人とキスをしたくなります。
そのキスには味があるのでしょうか?
いろいろな体験談はありますが、人によってそれは、様々です。
甘い、すっぱい、苦い、無味
キスの味、実は科学的には無味のようです。
では、なぜsweet Kissと呼ばれるものは存在するのでしょうか
キスの歴史の中から恋愛につながることを、見つけてみました。
本能との関わりの中から言いますと、キスはピグミーチンパンジーなどの動物が、安らぎ、愛情、絆づくりの表現としてキスと同じような行動を見せることに注目しているとされているそうです。
愛し合う行為のなかでも物質的にシアワセホルモンが分泌されることも、わかっています。
キスはそのシアワセホルモンの分泌のスイッチにもなっているようです。
キスの唾液にも変化はあるのでしょうか?
通常の唾液には恋愛との関わりの他にも生命の生存のための役割もあります。
人の唾液には免疫力の強化や細菌から体を守る働きがあります。
その他、母親の唾液には子供の消化を助ける働きもあります。
そして、愛する人とするキスには相性を見極めるヒントがあるようです。
それは、女性が本能的に相手を見極めるために備わった子孫を残すための雄の選択行動と密接に関わっているのかも知れません。
科学的に証明されてる事には味覚をそう感じさせる本能的な働きがあります。
キスをすることは、脳内の恋愛ホルモンを分泌させるスイッチにもなっています。
【愛する人とキスをすると】
唇と舌には敏感な神経末端がぎっしりと集まっているので、脳内にある快楽の受容体に火がつく事がわかっています。
情熱的なキスをすると、頬は赤らんで血管は拡がり、瞳孔が開き目は潤み、うっとりした感じの目つきになります。
心拍数も上がり、脳により多くの酸素が送り込まれます。
キスによる化学物質の発生によって、まるで小さな虫たちがお腹のなかに入ってきたような、もぞもぞとした気持ちが呼び起こされるのです。
男性の性ホルモンであるテストステロンは、キスによって女性の口へと入っていって、セックス、子作り、遺伝子の継承……そういったことを女性が受け入れやすいようにしているのです。
味覚とは少し違うのですが、キスの始めの時に感じたタバコの匂いやお酒の匂いも、途中から感じなくなり、脳で感じる味覚へと変わるのかもしれません。
甘いか酸っぱいのか、苦いのかはお互いの愛情によって変わるのかもしれませんね。